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薬学部5年生の前半・後半はそれぞれ「薬局実習」「病院実習」に費やされます。今回は私が実際に経験した薬局実習について、学んだこと・驚いたこと・大変だったことを正直にお伝えします。これから実習を控えている薬学生の方にぜひ読んでいただきたい内容です。

薬局実習の概要

薬局実習は約11週間(2.5ヶ月)にわたり、保険薬局で実際に業務を体験するプログラムです。調剤補助・服薬指導の見学・在宅訪問への同行など、現場でしか学べないことが詰まっています。

私が実習をさせてもらったのは関西の調剤薬局チェーン。1日の始まりは朝8時半の薬局開局準備から始まり、閉局まで薬剤師さんに密着する形で学ばせてもらいました。

実際にやった業務

調剤補助:処方箋を受け取り、薬を棚から取り出す「ピッキング」や散剤の秤量補助を行いました。最初はミスが怖くて緊張しましたが、ダブルチェックの仕組みを学び、徐々に慣れていきました。

服薬指導の見学・ロールプレイ:薬剤師さんが患者さんに薬の説明をする様子を見学し、後半は指導薬剤師の監督のもとで自分でも服薬指導を体験させてもらいました。教科書で学んでいた内容が実際の患者さんとの会話でどう活きるか、リアルに感じることができました。

在宅訪問への同行:高齢の患者さんのご自宅を薬剤師さんと一緒に訪問し、薬の管理や飲み合わせの確認を行いました。薬局の外でも薬剤師が活躍していることを実感し、仕事の幅広さに驚きました。

実習で一番驚いたこと

一番驚いたのは「患者さんとのコミュニケーションの大切さ」です。薬の知識を持っていても、それを相手に分かりやすく伝えられなければ意味がない。高齢の患者さんに対しては専門用語を避け、ゆっくり丁寧に話すことがいかに重要かを痛感しました。

また、処方箋に書かれた薬の飲み合わせをチェックする「疑義照会」の場面を間近で見たとき、薬剤師が医師と対等に情報交換し患者の安全を守る役割を担っていることに感動しました。

大変だったこと

実習中に提出が求められる「実務実習記録(EPOC)」の記入が毎日の負担でした。その日の業務内容・学んだこと・自己評価を記録するもので、帰宅後に書くのが習慣になります。疲れている日は正直しんどかったですが、振り返ることで成長を実感できる大切な記録でもありました。

実習前に準備しておくべきこと

服薬指導の基本的な流れを頭に入れておく:よく使われる薬(降圧剤・抗生物質・花粉症の薬など)の説明ができる程度には予習しておくと自信を持って臨めます。

マナー・身だしなみを整える:薬局は医療現場。清潔感のある服装と礼儀正しい態度は基本中の基本です。

コミュニケーションに苦手意識がある人は練習を:患者さんとの会話が実習の核心です。友人や家族との日常会話から意識的に相手の話を聞く練習をしておくと、現場でのコミュニケーションが楽になります。

まとめ

薬局実習は、薬学の知識を実際の現場で活かす貴重な体験です。大変なこともありますが、「薬剤師ってこういう仕事なんだ」と実感できる充実した時間でもあります。実習に臨む前に少しでも準備して、積極的に学ぶ姿勢で臨んでみてください!

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